葉酸欠乏症って何?妊婦さんが知っておくべき症状とは

DNAを作るのに必要でありお腹の赤ちゃんの正常な発育に寄与するとして、妊婦さんに欠かせない栄養素と言われる「葉酸」

そんな葉酸の1日の摂取量目安は、18才~49才の女性で1日に240ugとされており、これは普段ある程度バランスの取れた食生活を送っている人であれば不足することはない量ですよね。

ですが、妊婦さんにとっては葉酸不足に対する注意が必要なのです。

葉酸不足で起こる葉酸欠乏症とは

葉酸が不足してしまうことで起こる症状のことを一般的に葉酸欠乏症と呼びます。

葉酸欠乏症の代表的な症状としては「貧血」が挙げられます。

前述の通り葉酸は赤血球の生成を手助けする働きがあります。

赤血球は「赤芽球(せきがきゅう)」という血液細胞が細胞分裂しながら成長することによりつくられますが、

葉酸が不足することでこの分裂が正常に行われなくなり、大きい赤芽球が増えていきます。

その結果、血液の中の正常な赤血球の数が減少してしまい、貧血の状態に陥ってしまうのです。

この貧血を「巨赤芽球性貧血(きょせきがきゅうせいひんけつ)」と呼びます。

巨赤芽球性貧血とは

巨赤芽球性貧血は、通常の鉄欠乏による貧血と同様に動悸や息切れ、顔面蒼白などの症状だけでなく、

舌に痛みを感じたり乾燥するなどの症状のほか、食欲不振や吐き気、下痢などの胃腸に関連する症状も現れてくるのが特徴です。

葉酸欠乏症の影響は貧血だけではなく、よく知られている通り胎児の先天性異常のリスクを上げてしまうということもあります。

具体的には、「二分脊椎」と言う脊柱への奇形で、現在は10,000件の分娩のうち6名もの発症率があるとされているんです。

ですから、妊娠初期には特に葉酸が不足することのないように、場合によってはサプリなども活用しながらしっかりと摂取することが大事ですね。